ビューポートの尺度が勝手に変わる
まずここを確認
目的の尺度に設定した後、ビューポートの「表示ロック」を有効にします。枠の画層ロックとは別の設定です。
こんな人向け
「ビューポートの尺度が勝手に変わる」という症状の原因を、順番に切り分けたい方。
考えられる原因
原因1|中でズームしている
ロックしていないビューポート内でホイール操作をすると、モデルの見える倍率が変わります。
原因2|違う枠を選んでいる
複数の窓があると別のビューポートを変更している可能性があります。選択した枠のプロパティを確認します。
原因3|画層ロックと混同している
画層ロックは図形の編集を抑える設定です。ビューポートの表示尺度は表示ロックで保護します。
操作手順
- レイアウトで窓の外をダブルクリックし、用紙側へ戻ります。
- 対象のビューポートの枠を選択します。
- プロパティで標準尺度を希望値にします。
- 表示ロックを「はい」にして、ズーム後も尺度が変わらないか確認します。
実際の例
平面図は1:100、詳細図は1:20の2つの窓を並べたら、両方の枠を個別に確認してロックします。
実務で試す:配置後に尺度が変わるのを防ぐ
レイアウトを整えた後のズーム操作で、図面の見え方が変わってしまう場面を想定します。
- 対象ビューポートの現在の尺度を記録します。
- 必要な尺度と表示位置に整えます。
- ビューポートの表示ロックを有効にし、用紙側へ戻ります。
結果の確認ポイント
ロック状態と尺度値が意図どおりか確認します。複数の窓がある場合は、それぞれ別に確認してください。
学習用の例です。まずコピーした図面で試し、現在の設定を控えてください。CAD実機での検証は未実施です。
よくある失敗
ロックしたまま表示範囲を変更しようとして、図面全体のズームと混同する場合があります。解除したら最後に再ロックします。
それでも解決しない場合
枠が選べない場合は所属画層の表示やロックを確認します。枠と関連する輪郭図形を取り違えていないかも調べます。
公式資料・確認範囲
資料確認:2026年10月4日。操作は主に AutoCAD / AutoCAD LTのデスクトップ版(Windows) を想定。資料の対象年はリンクに記載しています。画面や選択肢はバージョンで異なる場合があります。 操作例は編集部作成で、CAD実機での検証は未実施です。