印刷尺度が合わない
まずここを確認
図面単位、ビューポート尺度、印刷尺度、PDF側の印刷倍率を分けて確認します。レイアウトは通常1:1で出力します。
こんな人向け
「印刷尺度が合わない」という症状の原因を、順番に切り分けたい方。
考えられる原因
原因1|図面単位を取り違えている
1単位をmmとして描いたかmとして描いたかで必要な変換が変わります。既知の長さを測り、単位を確認します。
原因2|縮小を二重にかけている
1:100のビューポートがあるレイアウトを、さらに1:100で印刷すると意図した尺度になりません。
原因3|PDFやプリンタ側の自動調整
用紙に合わせる、余白に合わせるなどの設定で、出力時に再度縮小される場合があります。
操作手順
- 既知の長さの図形を測り、図面単位を確認します。
- レイアウトではビューポートの尺度を確認し、枠をロックします。
- PLOTではレイアウト・1:1・用紙にフィット無効を確認します。
- PDFを実際のサイズで印刷し、定規で試験線を測ります。
実際の例
mm図面の10000mmの線を1:100で表すなら紙上100mmです。ここを測ると、尺度の取り違えを具体的に判定できます。
実務で試す:既知の長さで尺度を確認する
mm図面で1000mmの線を1:100で出す場合、紙上の目安は10mmです。尺度を確認するための計算例です。
- モデルの線の長さが1000であることを確認します。
- ビューポートとレイアウトの印刷尺度をそれぞれ確認します。
- PDFから紙へ出すときは、実際のサイズで印刷して基準線を測ります。
結果の確認ポイント
CAD側で正しくても、印刷時の「用紙に合わせる」で変わることがあります。倍率が変わる段階を分けて確認してください。
学習用の例です。まずコピーした図面で試し、現在の設定を控えてください。CAD実機での検証は未実施です。
よくある失敗
寸法の表示文字を100に書き換えても、実際の線の長さや印刷尺度は直りません。
それでも解決しない場合
モデル直接印刷かレイアウト印刷かを整理し、設定画面と試験線の実測値を記録します。
公式資料・確認範囲
資料確認:2026年10月4日。操作は主に AutoCAD / AutoCAD LTのデスクトップ版(Windows) を想定。資料の対象年はリンクに記載しています。画面や選択肢はバージョンで異なる場合があります。 操作例は編集部作成で、CAD実機での検証は未実施です。