PDF出力すると線が太い
まずここを確認
まず印刷スタイルと図形の線の太さを確認します。PDF閲覧ソフトの表示補正だけで太く見えていないか、実寸印刷でも比較します。
こんな人向け
「PDF出力すると線が太い」という症状の原因を、順番に切り分けたい方。
考えられる原因
原因1|印刷スタイルの上書き
CTB・STBは出力時の色や線の太さ等を決める設定ファイルです。図面で指定した線の太さと違う値が割り当てられる場合があります。
原因2|図形の太さ・幅が大きい
線の太さとポリライン幅は別の設定です。特定の線だけ太いなら、両方をプロパティで確認します。
原因3|PDF側の画面表示
細線強調などの表示機能で、画面上の見た目が変わる場合があります。拡大率と閲覧ソフトを変えて比較します。
操作手順
- PLOTで選択している印刷スタイル名を記録します。
- 図形と画層の線の太さ、ポリライン幅を確認します。
- 印刷スタイルの線の太さ設定と、印刷スタイル適用の有無を確認します。
- 試験線をPDF化し、拡大表示と実寸印刷を比較します。
実際の例
外形0.35mmのつもりが色に対応するCTBで0.7mmになっていれば、画層設定だけを下げても期待どおりにはなりません。
実務で試す:太い線の設定元を特定する
PDFで文字や細部がつぶれる場合、図形の幅と出力の線幅を区別します。
- 問題の線の種類、ポリライン幅、線幅、色を確認します。
- 印刷スタイルで、その色やスタイルに割り当てた線幅を見ます。
- コピーした設定で一つの条件だけ変えてPDFを比較します。
結果の確認ポイント
PDF閲覧時の拡大率による見え方もあるため、必要なら試し刷りで確認します。全色の線幅を一括で細くする前に原因を絞ります。
学習用の例です。まずコピーした図面で試し、現在の設定を控えてください。CAD実機での検証は未実施です。
よくある失敗
共有のCTBを直接書き換えると他の図面にも影響します。検証用のコピーで比較し、会社の出力ルールを確認します。
それでも解決しない場合
別のPDF閲覧ソフトとプリンタで試験します。画面だけの問題なら図形データを変更する必要がない場合があります。
公式資料・確認範囲
資料確認:2026年10月4日。操作は主に AutoCAD / AutoCAD LTのデスクトップ版(Windows) を想定。資料の対象年はリンクに記載しています。画面や選択肢はバージョンで異なる場合があります。 操作例は編集部作成で、CAD実機での検証は未実施です。