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AutoCAD困ったとき

HATCHできない・境界が見つからない

作図・ハッチングのTips一覧
まずここを確認

最初に境界の隙間を確認します。境界を画面内に収め、閉じたポリラインを直接選ぶ方法で切り分けましょう。

こんな人向け

「HATCHできない・境界が見つからない」という症状の原因を、順番に切り分けたい方。

考えられる原因

原因1|小さな隙間がある

見た目でつながっていても端点がずれている場合があります。端点スナップは図形の正確な端に合わせる機能です。拡大してつなぎ目を確認します。

原因2|境界探索が広すぎる

図面全体の複雑な線を探索すると時間がかかります。必要な閉じた境界を直接選び、対象を限定します。

原因3|高さや面が揃っていない

境界が現在の座標系のXY面と平行な平面にないと、意図どおりに領域を認識しません。平面図に見えることだけでは判断できません。

操作手順

  1. 別名コピーを作り、境界全体を画面に表示します。
  2. 角を拡大し、線の端がつながっているか確認します。
  3. HATCHを実行し、内側の点ではなく閉じた境界オブジェクトの選択を試します。
  4. 簡単なパターンと適切な尺度でプレビューを確認します。

実際の例

四辺のうち1か所だけ0.1mm開いた輪郭は、塗る範囲の判定を妨げることがあります。閉じる操作を使ったPLINEで練習して比較します。

実務で試す:境界だけを切り分ける

部屋の輪郭を塗れない場合、近くの文字や細かな図形が境界判定に影響していないか調べます。

  1. 問題部分のコピーを作り、対象となる輪郭を確認します。
  2. 閉じた単純な四角形では作成できるか試します。
  3. 輪郭の角や接続点を拡大し、隙間・交差・高さを確認します。

結果の確認ポイント

四角形では成功する場合は、輪郭の条件へ調査を絞ります。隙間の許容値を大きくする前に、実際にどこが開いているか確認します。

学習用の例です。まずコピーした図面で試し、現在の設定を控えてください。CAD実機での検証は未実施です。

よくある失敗

隙間の許容値を大きくしすぎると、意図しない領域まで含むことがあります。設計上の境界を確認してから変更します。

それでも解決しない場合

新しい閉じた四角形で成功するなら元の境界が原因と考えられます。失敗する領域を小分けにして確認します。

公式資料・確認範囲

資料確認:2026年10月4日。操作は主に AutoCAD / AutoCAD LTのデスクトップ版(Windows) を想定。資料の対象年はリンクに記載しています。画面や選択肢はバージョンで異なる場合があります。 操作例は編集部作成で、CAD実機での検証は未実施です。