PLINE|輪郭をひとつの図形として描く
結論
PLINEは複数の線や円弧を、ひとつのポリラインにします。輪郭をまとめて選択・加工したいときに使います。
こんな人向け
PLINEを初めて使う方、つながる線を描く操作を正確に行いたい方。
このコマンドは何をするものか
ポリラインは、折れ線を1本のまとまりとして持つ図形です。LINEで四辺を描くと4個ですが、閉じたPLINEなら通常1個になります。端が同じ位置に見えるだけではなく「閉じる」で閉じた状態にします。
一番簡単な使い方・操作手順
- PLINEを入力して始点を指定します。
- 次の点を順番にクリックし、輪郭を描きます。
- 閉じた輪郭なら「閉じる」を選びます。開いた折れ線ならEnterで終了します。
- 選択して1つの図形になっているか、プロパティの「閉じる」の状態を確認します。
実際の例
設備の外形を閉じたポリラインにすると、選択し直す手間を減らせます。練習では四角形を作り、どの辺をクリックしても輪郭全体が選ばれることを確かめます。
実務で試す:閉じた輪郭を一つの図形にする
設備の外形を想定し、1000×500の長方形を1本のポリラインとして描きます。
- 始点の後に @1000,0、@0,500、@-1000,0 を順に指定します。
- 「閉じる」を選び、開始点へ最後の辺をつなぎます。
- 一辺を選んで、輪郭全体が選択されるかを確認します。
結果の確認ポイント
プロパティの図形種類がポリラインで、「閉じる」が有効になっていることを確認します。線幅と印刷線幅は別に確認してください。
学習用の例です。まずコピーした図面で試し、現在の設定を控えてください。CAD実機での検証は未実施です。
よく使うオプション
円弧で曲線区間に切り替え、幅で次の線分の幅を指定します。幅は印刷の線の太さとは別の、図形そのものの幅です。
よくある失敗
開始点へ戻るクリックだけでは「閉じた」状態にならないことがあります。HATCHの境界にするなら閉じる設定を確認します。
それでも解決しない場合
閉じていてもハッチングできない場合は、重複した辺や自己交差、高さを確認します。
もっと速く操作する方法
直線と円弧を同じ操作中に切り替えると、あとから輪郭をつなぎ直す工程を減らせます。
公式資料・確認範囲
資料確認:2026年10月4日。操作は主に AutoCAD / AutoCAD LTのデスクトップ版(Windows) を想定。資料の対象年はリンクに記載しています。画面や選択肢はバージョンで異なる場合があります。 操作例は編集部作成で、CAD実機での検証は未実施です。