毎回のレイヤー設定をテンプレートで省く
要点
必要な画層・スタイル・用紙設定を整えたDWTを作り、新規図面の出発点にします。設定のやり直しを減らせます。
こんな人向け
案件のたびに同じ画層や寸法スタイルを作っている方。
基本を理解する
DWTは新しい図面のひな型となるファイルです。過去の案件DWGを使い回すと、不要な図形や参照を引き継ぐことがあります。必要な標準設定を持つひな型と、案件固有の図面を分けて管理すると確認しやすくなります。
操作手順
- 練習用の新規図面へ必要な画層とスタイルを作ります。
- 不要な図形や外部参照がないこと、図面単位が正しいことを確認します。
- 用紙と印刷設定を確認し、図面テンプレート(DWT)として別名保存します。
- そのDWTから新規図面を作り、試験線・文字・寸法をPDF出力して確認します。
実際の例
A3の機械図用とA1の建築図用では図面単位やスタイル運用が異なる場合があります。用途と改訂日を名前に含めて、混同を防ぎます。
実務で試す:次の新規図面で使えるか確かめる
標準画層を一度用意しても、新規図面で選ぶテンプレートが違うと引き継がれません。
- 標準画層と必要な設定を練習用テンプレートに整理します。
- そのテンプレートから新規図面を作ります。
- 画層名・色・線種を確認し、不要な図形が残っていないかを見ます。
結果の確認ポイント
元のテンプレートを開いて確認するだけでなく、新規作成の流れを試します。部署共通で使う場合は版と変更内容を記録します。
学習用の例です。まずコピーした図面で試し、現在の設定を控えてください。CAD実機での検証は未実施です。
よくある失敗
未使用の画層でもひな型に必要な場合があります。テンプレートを無条件にPURGEすると予約した設定を消すことがあります。
それでも解決しない場合
特定PCでだけフォントや線種が不足するなら、DWT以外に必要な設定ファイルも整理します。共有先での出力確認が必要です。
公式資料・確認範囲
資料確認:2026年10月4日。操作は主に AutoCAD / AutoCAD LTのデスクトップ版(Windows) を想定。資料の対象年はリンクに記載しています。画面や選択肢はバージョンで異なる場合があります。 操作例は編集部作成で、CAD実機での検証は未実施です。