DIMSTYLE|寸法文字と矢印の設定を揃える
要点
DIMSTYLEは寸法の共通ルールを管理します。文字の高さや矢印を揃える場合は、使っている寸法スタイルを修正します。
こんな人向け
DIMSTYLEを初めて使う方、寸法の見た目を揃える操作を正確に行いたい方。
このコマンドは何をするものか
寸法スタイルは寸法の見た目のセットです。既存寸法には個別の上書きがある場合があり、スタイルを変えても一部だけ揃わないことがあります。対象がどのスタイルか先に確認しましょう。
一番簡単な使い方・操作手順
- 対象の寸法を選び、プロパティで寸法スタイル名を確認します。
- DIMSTYLEを開き、対象スタイルを選んで修正します。
- 文字タブで高さを確認し、必要なら文字スタイル側の固定高さも調べます。
- 変更を確定し、既存寸法と新しい寸法の両方を確認します。
実際の例
紙面で2.5mmの文字にしたいときは、注釈対応か、モデル側で倍率を管理する方式かを先に決めます。同じ数字を全方式に入力するのではなく、PDF上の見え方も確認します。
実務で試す:既存寸法と新規寸法を比べる
寸法スタイルを変更しても、一部の寸法だけ見た目が違う場合を切り分けます。
- 現在の寸法スタイル名と対象寸法の設定を記録します。
- コピー図面で文字の設定を確認し、必要な値だけ変更します。
- 同じ対象に新しい寸法を一つ作り、既存寸法と比較します。
結果の確認ポイント
新旧で差がある場合は個別の上書きや注釈尺度を確認します。図面全体へ適用する前に紙面の文字サイズを確認します。
学習用の例です。まずコピーした図面で試し、現在の設定を控えてください。CAD実機での検証は未実施です。
よく使うオプション
文字は書体と高さ、シンボルと矢印は矢印の形、フィットは尺度の扱いなどを設定します。単位の丸めと図形の実寸も別の項目です。
よくある失敗
文字スタイルの高さが0以外だと、寸法スタイル側の文字高さより優先されます。個別上書きも確認します。
それでも解決しない場合
一部だけ変わらない場合は寸法ごとの上書きと注釈尺度を比較します。測定値を見た目の都合で書き換えないでください。
もっと速く操作する方法
図面ごとに直す代わりに、確認済みのスタイルをテンプレートへ保存すると初期設定を減らせます。
公式資料・確認範囲
資料確認:2026年10月4日。操作は主に AutoCAD / AutoCAD LTのデスクトップ版(Windows) を想定。資料の対象年はリンクに記載しています。画面や選択肢はバージョンで異なる場合があります。 操作例は編集部作成で、CAD実機での検証は未実施です。