寸法文字が大きすぎる
まずここを確認
文字高さと尺度の二重適用を確認します。まず紙面で欲しい高さを決め、注釈対応の有無に合わせて設定します。
こんな人向け
「寸法文字が大きすぎる」という症状の原因を、順番に切り分けたい方。
考えられる原因
原因1|モデル用の高さを別の方式に流用
モデルで拡大した文字高さを、レイアウトや注釈対応にもそのまま使うと大きくなります。
原因2|文字スタイルの固定高さ
寸法スタイルで小さくしても、文字スタイル側が固定されていると変わらない場合があります。
原因3|対象に個別上書きがある
同じスタイル名でも、寸法ごとの文字高さや尺度が上書きされている場合があります。正常な寸法と比較します。
操作手順
- 図面をコピーし、寸法がモデル側かレイアウト側か確認します。
- 対象寸法の注釈対応とスタイルをプロパティで確認します。
- DIMSTYLEと文字スタイルの高さを比較します。
- 小さな試験寸法を作り、既存寸法とPDF上で比較します。
実際の例
1:100用の固定高さ250を用紙上の文字に使うと、紙面2.5mmのつもりが250mmになります。紙面とモデルでの単位の役割を切り分けます。
実務で試す:一部だけ大きい寸法を比較する
同じ図面の中で一つの寸法だけが大きい場合、全体設定を変える前に比較します。
- 正常な寸法と大きい寸法を一つずつ選びます。
- スタイル名、個別上書き、注釈尺度の差を調べます。
- コピー図面で差のある項目を一つずつ確認します。
結果の確認ポイント
正常な寸法まで小さくしてしまわないよう、問題の範囲を限定します。変更後は他のレイアウトでも見え方を確認します。
学習用の例です。まずコピーした図面で試し、現在の設定を控えてください。CAD実機での検証は未実施です。
よくある失敗
図面全体のSCALEで文字だけを直そうとしないでください。実寸の形まで変わってしまいます。
それでも解決しない場合
新規寸法は正常なら、既存寸法の個別設定を疑います。上書きを戻す際は他の必要な書式も確認します。
公式資料・確認範囲
資料確認:2026年10月4日。操作は主に AutoCAD / AutoCAD LTのデスクトップ版(Windows) を想定。資料の対象年はリンクに記載しています。画面や選択肢はバージョンで異なる場合があります。 操作例は編集部作成で、CAD実機での検証は未実施です。