文字化けする・別のフォントになる
まずここを確認
図面を開いたときのフォント置換メッセージを確認します。不足するフォントを正規に入手するか、文字を確認しながら代替を選びます。
こんな人向け
「文字化けする・別のフォントになる」という症状の原因を、順番に切り分けたい方。
考えられる原因
原因1|元のフォントがない
SHXやTrueTypeなど、図面が参照するフォントがPC上にないと代替が使われます。見た目や文字幅が変わることがあります。
原因2|文字スタイルの指定が違う
スタイルの名前と実際のフォント名は同じとは限りません。「明朝」という名前でも別のフォントを指している場合があります。
原因3|代替フォントが文字に対応していない
日本語の文字を持たないフォントでは意図した文字が表示されません。フォントマッピングによる置換も調べます。
操作手順
- 図面を開いた直後のコマンド履歴で置換メッセージを確認します。
- STYLEで問題の文字スタイルとフォントを調べます。
- 元図面の提供元に、使用フォント名と利用可能な配布方法を確認します。
- 代替フォントを使う場合はコピー上で変更し、文字内容と改行・枠への収まりを確認します。
実際の例
部品表の文字が枠をはみ出す場合、フォントの幅の違いが原因かもしれません。単に文字高さを下げず、元のフォントと比較します。
実務で試す:正常な見本と同じ文字列を比較する
日本語や記号が別の文字に見える場合、フォント差と元データの問題を分けます。
- 提供元のPDFなど、正しい表示の見本を用意します。
- 問題の文字の内容、文字スタイル名、使用フォントを確認します。
- 利用が許可された必要フォントを確認し、コピー図面で表示を比較します。
結果の確認ポイント
似たフォントに置き換えただけでは幅や記号が合わない場合があります。文章だけでなく、改行・枠からのはみ出しも確認します。
学習用の例です。まずコピーした図面で試し、現在の設定を控えてください。CAD実機での検証は未実施です。
よくある失敗
見た目だけを合わせるために文字列を書き直すと、内容を変えてしまう恐れがあります。まずフォントの問題を切り分けます。
それでも解決しない場合
元PCでは正常か、PDFでは正常かを確認します。フォントデータを扱うときはその利用条件も確認してください。
公式資料・確認範囲
資料確認:2026年10月4日。操作は主に AutoCAD / AutoCAD LTのデスクトップ版(Windows) を想定。資料の対象年はリンクに記載しています。画面や選択肢はバージョンで異なる場合があります。 操作例は編集部作成で、CAD実機での検証は未実施です。