OFFSETできないときの確認手順
まずここを確認
対象の種類と距離を確認します。内側へずらす距離が大きすぎる場合は、小さい値で結果を比較してください。
こんな人向け
「OFFSETできないときの確認手順」という症状の原因を、順番に切り分けたい方。
考えられる原因
原因1|内側に形を作る余地がない
円の半径以上の距離を内側に指定すると、元の形を保った同心円を作れません。細い輪郭でも同様の問題が起きます。
原因2|単独の線ではない
ブロックや外部参照の中の線は、そのまま単独の線としてOFFSETできるとは限りません。種類を確認します。
原因3|複雑な輪郭が干渉する
入り組んだポリラインは、ずらした輪郭同士が交差する場合があります。単純な直線で試して、形状と操作を切り分けます。
操作手順
- プロパティで対象が線・円・ポリライン等か確認します。
- OFFSETを実行し、十分小さい距離を入力します。
- 外側と内側をそれぞれ試し、結果の違いを確認します。
- 成功した形から必要な寸法へ近づけ、干渉部分を確認します。
実際の例
半径50mmの円は内側へ10mmなら半径40mmの円になります。内側へ60mmという指定は成立しません。
実務で試す:狭い輪郭と単純な線を比べる
複雑な輪郭の内側へオフセットするときだけ失敗するケースを調べます。
- 同じ距離を、単純なLINEにも指定して試します。
- 問題の輪郭はコピーを作り、より小さい距離で比較します。
- 鋭い角、細い部分、重複や自己交差を拡大して確認します。
結果の確認ポイント
距離を小さくした場合だけ作れるなら、形状と距離の組み合わせを見直します。元の輪郭を無条件に分解して解決しようとしないでください。
学習用の例です。まずコピーした図面で試し、現在の設定を控えてください。CAD実機での検証は未実施です。
よくある失敗
作成先の画層が非表示なら、成功しても見えないことがあります。OFFSETの画層オプションも確認します。
それでも解決しない場合
元図形を壊さずコピー上で調べます。曲線やポリラインだけ失敗する場合は、形状とエラーメッセージを控えます。
公式資料・確認範囲
資料確認:2026年10月4日。操作は主に AutoCAD / AutoCAD LTのデスクトップ版(Windows) を想定。資料の対象年はリンクに記載しています。画面や選択肢はバージョンで異なる場合があります。 操作例は編集部作成で、CAD実機での検証は未実施です。