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画層を変えずに色や線種を揃える|MATCHPROPの設定

移動・複写・修正のTips一覧
このページでわかること

MATCHPROPの設定でコピーする項目を絞れば、画層を保ったまま色や線種だけを揃えられます。コピー元を選んだ後、コピー先を選ぶ前に設定を確認しましょう。

こんなときに使えます

線の見た目を揃えたいのに、プロパティコピーで所属画層まで変わってしまう方。

まずは仕組みを見てみましょう

MATCHPROPは見た目だけでなく、画層などの情報もコピーできます。初期状態ではコピー対象が広いため、何を変えたいかを先に決めると安心です。今回は線分同士で色・線種・線の太さを揃え、画層はそのままにする使い方を紹介します。

実際に試してみましょう

  1. 練習図面で、コピー元とコピー先の線分の画層名をプロパティで確認します。
  2. MATCHPROPと入力し、正しい見た目になっているコピー元の線分を選びます。
  3. コピー先を選ぶ前に、設定(Settings)を選びます。コマンド欄の選択肢を確認してみましょう。
  4. 画層(Layer)のチェックを外します。色・線種・線の太さなど、揃えたい項目だけを残し、不要な基本・特殊プロパティのチェックも外して確定します。
  5. コピー先の線分を選び、Enterで終了します。まずは1本だけで試すと確認しやすくなります。
  6. コピー先の画層名が変わっていないことと、必要な項目が揃ったことを確認します。

文字・寸法・ビューポートへ広げる前に

文字や寸法には、スタイルや注釈などの特殊プロパティがあります。ビューポートでは尺度や表示ロックなども対象になり得ます。線分で使った設定をそのまま別種類の図形へ適用せず、設定を開いて必要な項目を選び直しましょう。

たとえば、こんな使い方

設備用画層にある線を、補助線と同じ色・破線にしたい場面を考えます。画層のチェックを外せば、設備用画層を保ったまま指定したプロパティをコピーする運用ができます。社内標準で直接指定が禁止されている場合は、そのルールを優先しましょう。

実務で試す:小さな練習図面で結果を比べる

機密情報を含まない図面のコピーで試す練習です。

  1. 練習図面で、コピー元とコピー先の線分の画層名をプロパティで確認します。
  2. 画層(Layer)のチェックを外します。色・線種・線の太さなど、揃えたい項目だけを残し、不要な基本・特殊プロパティのチェックも外して確定します。
  3. コピー先の画層名が変わっていないことと、必要な項目が揃ったことを確認します。

ここまでできたら確認してみましょう

変更したい項目だけが変わったか、元の状態と同じかどうかを確認します。図面全体へ適用する前に、少数の図形で確認しましょう。

練習用の例です。図面のコピーを用意して、今の設定を控えてから試しましょう。

つまずきやすいポイント

コピー元がByLayerなら、同じRGB色などの固定値ではなくByLayerという指定がコピーされます。画層を保った結果、その画層の色や線種で表示され、コピー元と同じ見た目にならないことがあります。

うまくいかないときは

見た目が揃わないときは、コピー元・コピー先の色、線種、線種尺度、ByLayer指定を確認します。目的が画層ごとの統一なら、個別コピーではなく画層設定を整えた方が扱いやすくなります。

公式資料・確認範囲

資料確認:2026-10-15。操作は主に Windows版AutoCAD 2026/設定詳細はAutoCAD 2025公式資料参照 を想定。資料の対象年はリンクに記載しています。画面や選択肢はバージョンで異なる場合があります。