XREF|別のDWGを参照して作業する
XREFは外部参照の管理画面を開きます。別ファイルの図面を参照すると、元図の更新を読み直して利用できます。
こんな人向け
XREFを初めて使う方、別の図面を参照する操作を正確に行いたい方。
このコマンドは何をするものか
外部参照は元のDWGとのつながりを持ちます。図面内に形を複製するブロックとは異なり、参照先のファイルも必要です。ファイルの所在を示すパスが変わると、表示されなくなることがあります。
一番簡単な使い方・操作手順
- 作業する図面と参照DWGの保存先を確認します。
- XREFで外部参照パレットを開き、DWGをアタッチします。
- 挿入位置、尺度、角度、パスの種類を確認します。
- 参照の一覧で読み込み状態を確認し、必要に応じて再ロードします。
実際の例
建築平面図を参照しながら設備配線を別ファイルで描けば、担当ごとの作業を分けられます。受け渡し時には参照ファイルも含め、相手の環境で開けるか確認します。
実務で試す:受け渡し用のフォルダで参照を確認する
本体DWGと参照DWGを一緒に渡す場面を想定します。本体だけ送っても参照がそろうとは限りません。
- 本体と参照の保存場所、参照一覧の状態を記録します。
- 受け渡し用フォルダに必要なファイルをそろえ、コピー側を開きます。
- 参照先が元の作業フォルダに依存していないか確認します。
結果の確認ポイント
コピーした参照ファイルで表示できることを確認します。欠落があれば挿入し直す前に保存パスと実ファイルを照合します。
学習用の例です。まずコピーした図面で試し、現在の設定を控えてください。CAD実機での検証は未実施です。
よく使うオプション
アタッチは参照の入れ子が先へ引き継がれます。オーバーレイは、この図面をさらに参照したときに同じようには引き継ぎません。プロジェクトの運用に合わせます。
よくある失敗
DWGだけ送って参照先を送らないと相手側で図面が欠けます。絶対パスを別PCで使えるとは限りません。
それでも解決しない場合
一覧に「見つかりません」と出たら保存パスと実際の保存先を照合します。再アタッチの前にパスの修正を検討します。
もっと速く操作する方法
プロジェクト内のフォルダ構成を固定し、相対パスを利用すると移動時の修正を減らせます。
公式資料・確認範囲
資料確認:2026年10月4日。操作は主に AutoCAD / AutoCAD LTのデスクトップ版(Windows) を想定。資料の対象年はリンクに記載しています。画面や選択肢はバージョンで異なる場合があります。 操作例は編集部作成で、CAD実機での検証は未実施です。