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AutoCADコマンド辞典

PURGE|使っていない定義を整理する

図面ファイル・データ整理のTips一覧
要点

PURGEは未使用の画層やブロック定義などを削除します。使っている図形を自動で簡略化するコマンドではありません。

こんな人向け

PURGEを初めて使う方、未使用の定義を整理する操作を正確に行いたい方。

このコマンドは何をするものか

ブロックを消しても、その名前と定義が図面に残ることがあります。未使用の定義を整理すれば管理しやすくなりますが、ファイルが必ず大きく軽くなるとは限りません。

一番簡単な使い方・操作手順

  1. 元の図面を残し、作業用の別名コピーを保存します。
  2. PURGEを開き、削除可能な項目を確認します。
  3. 今後使う予定の定義がないか確認して、必要な項目だけ整理します。
  4. 保存後にファイルサイズと表示を比較し、必要な内容が残っているか確認します。

実際の例

他社から受け取った図面に使われていないブロック名が大量に残る場合、整理すると必要な部品を探しやすくなります。標準テンプレート内の予約画層は運用を確認してから扱います。

実務で試す:整理前後の差を記録する

図面の整理を、見た目を変える操作と混同しないための課題です。元のDWGとは別名で保存します。

  1. 整理前のサイズと使用している画層・ブロックを確認します。
  2. PURGEで対象を確認し、未使用項目を整理します。
  3. 保存して閉じ、開き直して表示と必要な定義を確認します。

結果の確認ポイント

サイズの減少だけを成功基準にしません。必要な内容が保たれていることが先です。テンプレート用に残す定義がある場合は対象から外します。

学習用の例です。まずコピーした図面で試し、現在の設定を控えてください。CAD実機での検証は未実施です。

よく使うオプション

削除できない項目の表示で理由を調べられます。入れ子の定義は参照関係があり、外側を整理してから再確認する場合があります。

よくある失敗

使っている画層、現在画層、参照されている定義などは削除できません。削除できないからといって故障ではありません。

それでも解決しない場合

軽くならない場合は図形数、ハッチング、参照、画像など実データ側を調べます。原因を確認せず全図形を削除する操作は避けます。

もっと速く操作する方法

納品用のコピーで実行し、作業用テンプレートと分けておくと、必要な設定まで消す失敗を減らせます。

公式資料・確認範囲

資料確認:2026年10月4日。操作は主に AutoCAD / AutoCAD LTのデスクトップ版(Windows) を想定。資料の対象年はリンクに記載しています。画面や選択肢はバージョンで異なる場合があります。 操作例は編集部作成で、CAD実機での検証は未実施です。