PURGEしても図面が軽くならない
まずここを確認
PURGEは未使用の定義を整理する機能です。使用中の大量の線や密なハッチングが原因なら、別の確認が必要です。
こんな人向け
「PURGEしても図面が軽くならない」という症状の原因を、順番に切り分けたい方。
考えられる原因
原因1|削除できる未使用定義が少ない
図面に必要なデータがほとんどなら、整理してもファイルサイズは大きく変わりません。
原因2|図形や模様自体が多い
使っている図形を残したままでは、その情報量は減りません。必要な精度や表示密度に合っているかを見直します。
原因3|待ち時間の原因がファイルサイズではない
参照先の読み込みや表示処理の問題は、未使用定義の削除だけでは解消しません。
操作手順
- PURGEの結果で削除された項目を確認します。
- 保存前後のサイズと操作の待ち時間を別々に記録します。
- ハッチング画層を一時的に隠して反応を比較します。
- 参照を確認し、どの操作が遅いかを絞ります。
実際の例
必要な線分が数十万本ある図面では、使っていない画層を数個消してもほとんど変わりません。部品の再利用や表示範囲の管理を検討します。
実務で試す:容量と操作時間を別々に記録する
整理しても軽くならないとき、未使用定義の量と実際の負荷が一致しているかを確認します。
- PURGE前後のファイルサイズを控えます。
- 保存・ズームなど同じ操作の待ち時間を比較します。
- 改善がなければ使用中の大量図形、密な模様、参照を調べます。
結果の確認ポイント
容量が減っても操作が速くなるとは限りません。必要な情報を保ちながら、遅い操作に関係する要素を絞り込みます。
学習用の例です。まずコピーした図面で試し、現在の設定を控えてください。CAD実機での検証は未実施です。
よくある失敗
軽量化のために必要な図形を削除したり、無条件に分解したりすると情報を失うことがあります。元図面を保存してください。
それでも解決しない場合
提供元へ用途と問題の操作を伝え、適切に簡略化した受け渡し用図面を用意できるか相談します。
公式資料・確認範囲
資料確認:2026年10月4日。操作は主に AutoCAD / AutoCAD LTのデスクトップ版(Windows) を想定。資料の対象年はリンクに記載しています。画面や選択肢はバージョンで異なる場合があります。 操作例は編集部作成で、CAD実機での検証は未実施です。